田中 雄太
エリア:東大阪市、職種:専門商社
「偏差値とかSPIとか、正直苦手でした。」勉強よりも『人懐っこさ』で勝負したかった僕が、東大阪の専門商社でNo.1新人になれるまで。
「ガクチカ」なんて、野球しか書いてない
僕、大学時代はずっと野球部で、勉強なんてテスト前日に友達のノートをコピーさせてもらうくらいしかしてませんでした(笑)。 授業中は爆睡、部活は全力。ゼミの研究内容なんて覚えてません。 就活が始まって、周りが「マーケティングインターンで優勝」とか「NPO法人を立ち上げ」とかキラキラした自己PRをしているのを見て、正直「終わった」と思いました。 僕のエントリーシート(ES)、部活の「根性」と「声のデカさ」と「盗塁阻止率」くらいしか書くことないんですよ。
東京の大手企業もいくつか受けましたが、面接官の反応はイマイチ。「君、元気はいいけど、ロジカルさが足りないね」「で、その経験はビジネスにどう活きるの?」って冷たく言われて、返す言葉もありませんでした。 「社会に出たら、俺みたいなタイプは通用せえへんのかな…」 「体育会系枠とか言うけど、結局みんな頭いいやつが好きなんやん」 そう思って、珍しく落ち込みましたね。バット振っても空振りばかり、みたいな気分でした。
東大阪のおっちゃんと意気投合
そんな時、合同説明会で今の会社の社長(ちょび髭のダンディなおっちゃん)と出会いました。 ブースの前を通ったら、「兄ちゃん、ええガタイしてるな!何部や?」っていきなり声かけられたんです。 「野球部です!セカンド守ってました!」って答えたら、「おー、セカンドか!一番器用なやつがやるとこやな!気に入った!」って。
まだ履歴書も出してないのに、その場で30分くらい野球談義で盛り上がりました。 阪神タイガースの昨日の試合の話から、高校野球の予選の話まで。 最後に社長が言ったんです。 「うちは東大阪のネジ屋や。お客さんは頑固な職人さんが多い。理屈こねくり回す秀才より、兄ちゃんスカッとしたやつが可愛がられるんや」 「偏差値なんか関係ない。お前のその笑顔と、バカでかい返事があれば、絶対売れる」
その言葉を聞いて、「ここや!」と思いました。 自分の「素」を評価してくれたのが、何より嬉しかったんです。
泥臭い営業こそ、最強の武器
入社して配属されたのは、東大阪エリアのルート営業。 ネジ、ボルト、工具などの機械部品を、町工場に届ける仕事です。 最初は商品知識なんてゼロ。ネジの種類も、ミリとインチの違いも、ワッシャーの役割もわかりません。 カタログを見ても呪文にしか見えませんでした。
でも、社長の教え通り、「元気」と「スピード」だけは誰にも負けないようにしました。 工場を回って、「こんにちはー!新人の田中です!顔だけ覚えてください!」って大声で挨拶して回りました。 最初は「うるさいわ!」「忙しいねん!」って怒鳴られることもありました。油まみれの職人さんに追い返されたこともあります。
でも、雨の日も風の日も通い続けました。 「おっちゃん、雨降ってきましたね!洗濯物大丈夫ですか?」 「今日の阪神、勝ちましたね!」 そんな雑談だけして帰る日もありました。
そうするうちに、少しずつ空気が変わってきました。 「田中くん、ちょっとこれ見てくれへんか?」 「お前、よう来るなぁ。缶コーヒー飲むか?」 って声をかけてもらえるようになったんです。
先月、ある工場の気難しい社長さん(通称:東大阪の雷親父)から電話がありました。 「田中、お前に任せるわ。他の商社の方が安いけど、お前が一番一生懸命やから、お前から買うわ」 数千万円単位の工作機械の注文でした。 その時は嬉しくて、工場の前で男泣きしましたね(笑)。 「男・田中雄太、一生この人のためについていきます!」って思いました。
東京の商社マンには負けない
東京のスマートな商社マンが見たら、僕の営業なんて笑われるかもしれません。 PowerPointの資料も作れないし、英語も喋れないし、ロジックも甘い。 でも、この泥臭い信頼関係こそが、これからの時代にAIにも奪われない最強の武器やと信じてます。
AIに「元気だして!」とは言われても、雨の中ずぶ濡れでネジ一本届けに来てくれるAIはいません。 人と人の体温が通う仕事。それが僕の誇りです。
1日のスケジュール(走り回ってます!)
| 時間 | 内容 |
|---|---|
| 08:00 | 早めに出社 新人の仕事は掃除とコーヒー準備!…と言いつつ、先輩がいれてくれます(笑)。 |
| 08:30 | 朝礼・ラジオ体操 東大阪の朝はラジオ体操から始まります。本気でやると結構疲れます。 |
| 09:00 | 出発・納品 社用車(軽バン)に商品を詰め込んで出発。午前中は納品メイン。 |
| 12:00 | ランチ 営業車の中でコンビニ弁当か、工場の近くの定食屋でガッツリ系。 |
| 13:00 | 御用聞き営業 「なんか困ってませんか〜?」って工場を回ります。雑談8割、仕事2割。 |
| 17:00 | 帰社・事務作業 注文書の整理や明日の準備。先輩に商品知識を教えてもらいます。 |
| 18:00 | 飲み会(頻度高め) お客さんや先輩と焼肉へ。「肉食って明日も頑張るぞ!」が合言葉。 |
田中くんのお気に入りスポット
- 鶴橋の焼肉ストリート
- 駅のホームに降りた瞬間、焼肉の匂いがします(笑)。安くて美味いホルモンでスタミナ補給!
- 京橋の立ち飲み屋街
- 朝から飲める街、京橋。おっちゃんたちに混じって飲むビールは最高です。「兄ちゃん仕事何してるん?」から始まる出会いが面白い。
- 会社の屋上
- 東大阪の街が一望できます。夕暮れ時、工場の灯りがつき始める景色が好きです。「日本のものづくりを支えてるんやなぁ」って実感します。
田中くんへの一問一答
Q. 営業ノルマ、きつくない? A. 数字は意識しますけど、先輩がフォローしてくれるんで。「お前は走れ!責任は俺が取る!」って言ってくれる上司、最高っす。
Q. 体力ないと無理? A. 正直、いります(笑)。夏場の工場はサウナより暑いんで。でも、毎日野球やってた頃に比べたら余裕っす!
Q. 勉強しとけばよかったと思うことは? A. 図面の読み方ですかね…。今必死に勉強中です。あと、漢字がたまに読めなくて先輩に突っ込まれます。
Q. 彼女は? A. 募集中っす!焼肉デート連れて行きます!誰か紹介してください!
Q. 将来の目標は? A. 「東大阪でネジなら田中に聞け」って言われるようになること。あと、いつか会社のお金で甲子園の年間シート買いたいです(笑)。
体育会系の後輩たちへ
「勉強してこなかったから」「特別なスキルがないから」って就活で縮こまってるやつ、もったいないで! 関西には、君のその「体力」と「愛嬌」と「根性」を待ってる企業が山ほどある。
パソコンに向かってカタカタやるだけが仕事ちゃう。 現場で汗かいて、泥にまみれて、人と人がぶつかり合って生まれる仕事もたくさんあるんや。 スマートじゃなくてもいい。不器用でもいい。 「やってみなわからん!」「とりあえず行きます!」って言えるやつが、ここでは最強や。
もし君が、小難しい議論より「行動」で示したいタイプなら、迷わず関西においで。 俺たちが待ってるで!一緒にデカい声出して、美味いビール飲もうや!